トルコ拠点の持株会社が、ニコシアおよびキレニアにある4店舗のレストランフランチャイズ買収意向書に署名した。今回は財務DDに加えてESGチェックリストを実施し、結果は劇的だった。
枠組み:Sustainalytics+独自ルーブリック
投資委員会は公開ESGスコア(Sustainalytics、MSCI)を出発点としたが、レストラン業界の粒度不足を確認。3軸の独自ルーブリックを構築した:カーボン強度(1カバーあたりkWh)、サプライヤー行動規範、従業員離職率。
各軸100点満点、240/300未満は却下。重み付けは現地調達の実態に合わせて調整した。
3つの重要指標
カーボン強度は12か月の電気料金とカバー数から計算し、1カバーあたり2.3-4.7kWh。1拠点が4.7超過、旧式工業冷蔵庫が原因で改修CapExは38,000ユーロと試算。
- カーボン強度:1カバーあたりkWh、スコープ1+2
- サプライヤー規範:動物福祉、児童労働、契約
- 離職率:12か月ローリング、業界平均78%
結果:2件却下、2件を14%値引きで取得
2店舗がレッドフラグ:1店舗は未登録越境サプライヤーから牛肉を仕入れ、もう1店舗は12か月離職率145%。売上良好でも見送った。
残り2店舗ではESGギャップが再交渉を駆動:210万ユーロから180万ユーロへ、14.3%の値引き。
FAQ
財務DDを遅らせるか?並行運用で2-3週間追加。
小規模買い手にも有効?Excelルーブリックで十分。
最も高コストな指標?サプライヤー監査は現地訪問が必要。
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